スマホで見づらいホームページを放置すると、読みづらさだけでなく、問い合わせ、検索での発見、事業への信頼を同時に失います。
Googleはモバイル版の内容を主に使ってインデックスとランキングを行う「モバイルファーストインデックス」を採用しています。
まずは自分のスマホで、文字、ボタン、予約導線、画像の重さ、情報の欠けを確認してください。
こんな方に向けて書いています
古いホームページをそのまま使っている宿・店舗、パソコンでは見られるため問題ないと思っている事業者。
失うもの1:問い合わせと予約
スマホで文字を拡大しないと読めない、ボタンが小さい、電話番号をコピーできない、予約方法が見つからない。こうした小さな不便は、利用者から連絡されないまま離脱につながります。
見づらい状態 | 利用者に起きること |
|---|---|
文字が小さい | 読む前に戻る |
ボタンが近い | 誤タップする |
横にはみ出す | 内容を追えない |
問い合わせが最下部だけ | 行動前に離脱する |
画像が重い | 表示を待たず閉じる |
アクセス解析で問い合わせ数が少なくても、「興味がない」のか「操作できなかった」のかは数字だけでは分かりません。実機で触る確認が必要です。
失うもの2:Google検索からの見つけやすさ
Googleは、スマートフォン向けのGooglebotが取得したモバイル版の内容を、インデックスやランキングに使うと説明しています。スマホ版だけ文章やリンクが少ない場合、パソコン版に情報があっても十分に評価されない可能性があります。
また、Core Web Vitalsは表示速度、操作への反応、レイアウトの安定性など、実際の利用体験を測る指標です。良い数値だけで上位表示が保証されるわけではありませんが、検索と利用者の両方にとって整える価値があります。
- スマホ版にも主要な文章を載せる
- 画像の容量を減らす
- 読み込み中にボタンが動かないようにする
- 不要なポップアップを出しすぎない
失うもの3:事業への信頼
宿や店舗を初めて調べる人は、サイトの技術を評価しているわけではありません。しかし、料金が読めない、営業時間が古い、写真が画面から切れると「運営も止まっているのでは」と不安になります。
特に地方・離島では、移動前に予約条件や場所を確認する人が多く、情報の不足がそのまま候補外になることがあります。デザインを豪華にするより、正しい情報を迷わず読める方が大切です。
優先して直す情報 | 理由 |
|---|---|
営業時間・休業日 | 来店前に必要 |
料金・含まれるもの | 比較と判断に必要 |
場所・駐車場 | 移動に必要 |
予約・問い合わせ | 行動に必要 |
更新日 | 情報の鮮度が伝わる |
10分でできるスマホ確認
スマホでの確認項目を6つに絞ります。iPhoneだけでなく、家族やスタッフの別端末でも見ると、画面幅や文字の違いに気づけます。
- トップページをモバイル回線で開く
- 文字を拡大せず読めるか
- 電話・予約ボタンを押せるか
- 料金と場所へ2〜3回の操作で届くか
- 横にはみ出す表や画像がないか
- PC版と同じ重要情報があるか
全部を一度に直せない場合は、問い合わせ導線、料金、営業時間、場所の順で優先してください。見た目の調整より、利用者が迷う場所を減らす方が先です。
改善前後を比べる:修正する前に、問い合わせボタンまでの操作回数、ページの表示体感、料金を見つけるまでの時間をメモします。修正後に同じ手順を試すと、見た目の好みではなく使いやすさで判断できます。Search Consoleやアクセス解析の数字はすぐ変わらないため、まずは実機で迷わず操作できる状態を完成させ、その後1〜3か月の変化を見ます。
全面リニューアルしなくても直せる
古いサイトでも、問い合わせボタンの追加、文字サイズ、画像圧縮、営業時間の更新など、部分的な改善で使いやすくなる場合があります。予算が限られるなら、アクセスの多いページと予約直前に見るページから直します。
改善後は自分だけで判断せず、初めて見る人に「料金と連絡先を探して」と頼み、迷った場所を確認すると効果的です。
まとめ
スマホで見づらいサイトは、問い合わせ、検索、信頼の三つを静かに失います。
自分のスマホで10分確認し、まず料金・場所・営業時間・問い合わせの4点を読みやすくしてください。全面リニューアルの前に、重要な漏れだけ直す方法もあります。
参考にした公式・公開資料
制度や料金は変更されることがあります。利用する時点で、リンク先の最新情報をご確認ください。


