予約・お客さま管理

LINE公式アカウント、個人LINEでのお客さま対応と何が違う?

LINE公式アカウント、個人LINEでのお客さま対応と何が違う?

個人LINEでも、お客さまとの一対一の連絡はできます。

LINE公式アカウントとの大きな違いは、事業用の窓口を私生活から分け、複数人で管理し、案内をまとめて配信できることです。

予約件数が少なく担当者が一人なら個人LINEで回る場合もありますが、引き継ぎ、休み、再来店案内まで考えると公式アカウントの方が管理しやすくなります。

こんな方に向けて書いています
個人LINEで予約や質問を受けており、公式アカウントへ変えるべきか迷っている宿・店舗・体験事業者の方。

2026年7月10日時点の公式情報です。料金・配信数は変更されるため、導入時に公式ページをご確認ください。

一対一の会話は何が違う?

どちらもトークで質問や予約連絡を受けられます。ただし、個人LINEは個人同士の関係が前提です。友だち、家族、お客さまが同じアカウントに集まり、プロフィールや通知も私生活と事業で共用します。

公式アカウントは、店舗名や事業名を窓口として表示できます。担当者個人のプロフィールを出さず、お客さまは店とつながる形になります。

複数人で対応できる?

個人LINEは、原則として一つの個人アカウントを複数スタッフで共有する運用に向きません。端末やパスワードの共有は、誤送信、退職時の引き継ぎ、個人情報管理の問題につながります。

LINE公式アカウントは、管理画面へ権限を付けて複数人で運用できます。予約担当、現場担当、経理担当が同じ窓口の履歴を確認しやすくなります。

ただし、チャットだけで予約台帳の代わりにすると、日付や人数、支払い、変更がトークに埋もれます。公式アカウントへ変えても、確定した予約は一覧へ移す運用が必要です。

一斉配信と自動案内ができる

公式アカウントでは、友だち登録した人へ案内をまとめて配信できます。空き情報、季節メニュー、休業日、再来店案内などに使えます。

あいさつメッセージ、応答メッセージ、リッチメニューなども設定できます。営業時間外に「返信は翌営業日になります」「予約はこちら」と案内できれば、すぐ返さなければならない負担を減らせます。

料金はいくら?

LINE公式アカウントには無料プランがあります。2026年7月10日時点の公式料金は次のとおりです。

プラン

月額固定費(税別)

無料メッセージ

コミュニケーション

0円

200通

ライト

5,000円

5,000通

スタンダード

15,000円

30,000通

配信数は「友だち数×配信回数」で増えます。友だち100人へ月2回送ると200通です。一対一のチャットなど、数え方が異なる機能もあるため、公式のカウント方法を確認してください。

公式ページでは、2026年10月1日に追加メッセージ料金を改定すると案内されています。公開後も料金記事は定期的な確認が必要です。

個人LINEのままでよいケース

  • 対応者が本人一人だけ
  • 連絡するお客さまがごく少数
  • 一斉配信を行わない
  • 私生活と事業の連絡が混ざっても問題がない

公式アカウントへ変えた方がよいサイン

  • 休みの日にも個人LINEへ連絡が来る
  • 担当者しか過去のやり取りを確認できない
  • 空き情報を毎回一人ずつ送っている
  • 顧客と友人・家族のトークが混ざる
  • 再来店の案内を送りたい
  • 予約URLや料金表を毎回手で送っている

お客さま側からはどう見える?

個人LINEでは、相手も個人アカウントと友だちになるため、事業者の表示名やプロフィール画像が私生活と共通になります。公式アカウントでは、店舗名、営業時間、予約先、メニューなど、事業用の情報をまとめて案内できます。

ただし、公式アカウントを作っただけでは友だちは増えません。店頭QR、ホームページ、予約完了メール、名刺など、どこで登録してもらうかを決めます。

予約対応で役割を分ける例

作業

使う場所

初めての質問

LINE公式アカウントのチャット

日程・人数の確定

予約システムまたは共通の予約一覧

前日の案内

自動メール・LINEメッセージ

利用後のお礼

LINE公式アカウント

売上・入金確認

会計・決済画面

窓口をLINEにしても、予約情報の最終保存先を決めなければ、個人LINEと同じようにトークを探すことになります。

始める前の設定チェック

  • 店舗名とプロフィール画像
  • 営業時間外の案内
  • 予約URLまたは問い合わせ方法
  • 返信担当者と返信時間
  • 個人情報の扱い
  • 配信頻度と内容
  • ブロック・配信停止への対応

最初からクーポンや一斉配信を増やす必要はありません。まずは、営業時間外でも予約方法が分かること、担当者が変わっても履歴を確認できることの二つを整えます。

まとめ

個人LINEは一対一の連絡手段、LINE公式アカウントは事業用の窓口と継続案内の仕組みです。

公式アカウントを入れただけで予約管理が完成するわけではありません。問い合わせはLINE、確定予約は予約一覧、顧客への再案内は公式アカウント、というように役割を分けると使いやすくなります。

参考にした公式資料

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SHIMA CRAFT|島の作り手

奄美大島を拠点に、Webと写真をつくっています。地方・離島の小さな事業に役立つ情報を発信しています。

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