ホームページは、公開後に月1回だけでも点検すると、古い情報や問い合わせ不具合を早く見つけられます。
毎日更新する必要はありません。表示、連絡先、営業時間、料金、リンク、検索状況、バックアップの7項目を確認すれば、小さな事業者でも無理なく維持できます。
特に「フォームが送れない」「営業時間が違う」は、アクセス数が少なくても直接お客さまを失う問題です。
こんな方に向けて書いています
ホームページを公開したものの、何をどの頻度で確認すればよいか分からない方。
1. スマートフォンでトップページを開く
自分のスマートフォンで、Wi-Fiを切った状態でも表示を確認します。通信環境が遅い場所で、大きな画像や動画が原因で読み込みに時間がかかることがあります。
- 文字や画像が画面からはみ出していないか
- ボタンが押しやすいか
- 最初の画面で事業内容が分かるか
- 問い合わせ方法を見つけられるか
パソコンだけで管理していると、スマートフォン特有の崩れに気づきにくくなります。
2. 問い合わせを自分で一度送る
フォームが表示されていても、通知先の変更、迷惑メール判定、外部サービスの設定変更で届かないことがあります。
毎月一度、実際にテスト送信し、次を確認します。
- 入力エラーが正しく表示される
- 送信完了画面が出る
- 事業者側へ通知が届く
- 自動返信が届く
- 個人情報が不要に表示されない
メールリンクだけの場合も、スマートフォンで押してメールアプリが開くか、アドレスをコピーできるか確認します。
3. 営業時間・休業日・料金を確認する
現場で変更した情報が、ホームページだけ古いまま残ることがあります。
確認する情報 | 一致させる場所 |
|---|---|
営業時間・定休日 | Googleマップ、SNS、予約サイト |
料金 | 店頭、予約ページ、パンフレット |
電話・メール | 名刺、Googleビジネスプロフィール |
住所・集合場所 | 地図、予約確認メール |
キャンセル条件 | 予約ページ、確認メッセージ |
変更が多い項目は、更新先を一覧にしておくと漏れを減らせます。
4. リンク切れを確認する
予約サイト、SNS、地図、外部資料のURLは、相手側の変更で開けなくなる場合があります。
トップページ、サービスページ、記事下部の主なリンクを押して確認します。特に、問い合わせ・予約・料金・アクセスのリンクを優先します。
リンク先がログイン画面や古いキャンペーンへ変わっていないかも見てください。
5. Search Consoleの変化を見る
検索結果で表示された回数、クリック、検索語句を月1回だけ記録します。毎日の順位変動に一喜一憂する必要はありません。
確認するのは次の三つです。
- 表示され始めた記事やページ
- 表示は多いがクリックされないページ
- 検索されているのに回答できていない語句
新しい検索語句が見つかれば、既存ページへ説明を加えるか、別の記事を作る材料になります。
6. 問い合わせ導線の数字を見る
アクセスが増えても、相談へつながらなければ目的を達成していない場合があります。
問い合わせボタンのクリック、フォーム送信、電話、LINE、メールを月ごとに記録します。経路が分散しているなら、問い合わせ時に「何を見て知りましたか」と聞く方法もあります。
ボタンが押されているのに連絡が来ない場合は、入力項目、相談文言、メールの起動、料金説明を見直します。
7. バックアップと更新状況を確認する
CMSやプラグインを使うサイトでは、システム更新とバックアップが必要です。制作会社へ保守を頼んでいるなら、何をいつ確認しているか聞きます。
自分で管理する場合は、バックアップの保存場所、復元方法、ドメインとサーバーの更新期限を確認します。
バックアップは「あるはず」ではなく、いつのデータがどこにあり、戻せるかまで確認して初めて役に立ちます。
月1回の30分メニュー
時間 | 作業 |
|---|---|
5分 | スマホ表示と主なリンク |
5分 | 問い合わせテスト |
5分 | 営業時間・料金・休業日 |
10分 | Search Consoleと問い合わせ数 |
5分 | バックアップ・更新期限 |
確認日を毎月同じ日に決め、結果を1枚の表へ記録すると続けやすくなります。
更新記録を一行だけ残す
何を確認し、何を直したかを一行で残します。担当者が変わったときや、不具合が出たときに役立ちます。
日付 | 確認者 | 変更内容 | 次回確認 |
|---|---|---|---|
例:毎月1日 | 担当者名 | 営業時間・料金を確認 | 翌月1日 |
細かな報告書は不要です。「フォーム送信OK」「料金変更なし」「予約リンク修正」のように短く記録します。
緊急で確認したいタイミング
月1回とは別に、次のときはその日のうちに確認します。
- 料金や営業時間を変更したとき
- 予約サービスやメールアドレスを変えたとき
- ドメイン・サーバー更新の案内が来たとき
- 問い合わせが届かないと言われたとき
- Google検索やSNSで古いページが共有されたとき
- 大きなシステム更新を行ったとき
変更した場所だけでなく、トップページ、問い合わせ、予約、スマートフォン表示まで一続きで確認します。
まとめ
ホームページ公開後は、スマホ表示、問い合わせ、基本情報、リンク、検索、相談導線、バックアップを月1回確認します。
新しい記事を増やす前に、現在の入口が正常に動いているかを守ることが先です。30分の点検を習慣にすると、大きな不具合になる前に修正できます。


