写真・空撮

奄美大島でドローン空撮、許可はどう取る?【2026年版】

奄美大島でドローン空撮、許可はどう取る?【2026年版】

奄美大島でドローンを飛ばすときは、「国の許可があるか」だけを見ても足りません。

100g以上の機体登録、飛行場所と方法に応じた許可・承認、飛行計画、緊急用務空域、離着陸場所の管理者や地域ルールを順番に確認します。

海や山が広く見える場所でも、空港周辺、人口集中地区、自然公園、施設管理など別の条件が重なることがあります。

こんな方に向けて書いています
奄美大島で店舗・宿・観光素材のドローン空撮を考えている事業者や撮影担当者。

2026年7月10日時点の制度を基にした一般的な整理です。場所・機体・飛行方法によって必要な手続が変わります。

最初に確認するのは、機体登録と飛行場所

国土交通省は、100g以上の無人航空機を航空法の規制対象としています。対象機体は登録を行い、登録記号を表示したうえで飛行させます。

次に見るのは場所です。空港周辺、人口集中地区、一定の高度など、許可が必要になる空域があります。奄美大島では空港周辺だけでなく、集落や市街地、観光施設の位置も含めて確認してください。

  • 機体が登録済みか
  • 空港周辺や人口集中地区に当たらないか
  • 高度や飛行範囲に問題がないか
  • 緊急用務空域が指定されていないか

緊急用務空域は災害などにより急に指定されるため、計画時だけでなく飛行直前にも確認が必要です。

場所が安全でも、飛ばし方で申請が必要になる?

飛行場所に問題がなくても、夜間飛行、目視外飛行、人や物件との距離を確保できない飛行などは、飛行方法に応じた承認が必要になる場合があります。

確認する飛行方法

対応

夜間

日の入り後の撮影

承認要否を確認

目視外

画面だけを見て飛ばす

承認要否を確認

人・物件との距離

観光客や建物に近い

安全確保と承認要否

イベント上空

祭りや催しの上空

原則避け、制度確認

DIPS2.0では、機体登録、飛行許可・承認申請、飛行計画通報などの手続きを行えます。申請が必要か判断できない場合は、飛行場所・方法・機体・日時を整理して公式窓口へ確認する方が確実です。

国の許可があれば、どこからでも離着陸できる?

できません。航空法の手続と、土地や施設を使う許可は別です。海岸、公園、港、道路、宿の敷地、観光施設などには、それぞれ管理者や利用ルールがあります。

また、自然環境や野生動物、文化財、地域行事への配慮も必要です。飛行できることと、撮影してよいこと、公開してよいことも分けて考えます。

  • 離着陸場所の管理者へ確認する
  • 私有地へ無断で入らない
  • 人の顔・車両番号・住宅を不要に映さない
  • 風・雨・鳥の動きを見て中止判断を持つ

奄美は海風が強く変わりやすい場所があります。許可が取れていても、安全に戻せない条件なら飛ばさない判断が必要です。

飛行前チェックリストは、どこまで作る?

この記事を書くにあたり、公式情報を基に飛行前確認を10項目へ整理しました。制度だけでなく、土地、地域、安全、記録まで一枚で確認できる形にしています。

区分

確認の例

飛行前の判断

機体

登録・表示・状態

不備があれば飛ばさない

空域

空港・人口集中地区・高度

許可要否を確認

方法

夜間・目視外・距離

承認要否を確認

土地・地域

管理者・施設・地域ルール

了承前は飛ばさない

安全

風・雨・人・鳥

当日でも中止する

撮影依頼をする側も「許可は全部お任せ」と丸投げするのではなく、撮影場所の管理者、希望日時、利用目的、公開範囲を先に伝えると確認が進みやすくなります。

依頼側が準備するとよい情報:撮影したい場所の地図、希望する画角、公開先、人物や建物が入る可能性、希望日と予備日をまとめておくと、飛行可否の確認が進みます。海岸や公園の名称だけでは管理者が分からない場合もあるため、離着陸予定地点まで示すと確認しやすくなります。撮影内容を途中で大きく変える場合は、申請条件とのずれも見直します。

撮影の何日前から確認すべき?

許可・承認や管理者確認が必要になる可能性を考え、候補地が決まった段階で始める方が安全です。直前依頼では、天候変更に対応する予備日も取りにくくなります。

撮影日だけでなく、撮りたい方向、飛行高度、離着陸候補、立入管理、公開用途まで整理すると確認が早くなります。許可が不要な飛行でも、安全確認と地域への配慮は省略できません。

まとめ

奄美大島でのドローン空撮は、DIPS2.0の手続だけで完結しません。機体、空域、飛行方法、土地・施設、地域、安全の順で確認します。

撮影日が決まってから慌てないよう、候補地と利用目的が決まった段階で確認を始めてください。制度は更新されるため、飛行前には必ず国土交通省の最新情報をご確認ください。

参考にした公式・公開資料

制度や料金は変更されることがあります。利用する時点で、リンク先の最新情報をご確認ください。

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SHIMA CRAFT|島の作り手

奄美大島を拠点に、Webと写真をつくっています。地方・離島の小さな事業に役立つ情報を発信しています。

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